33年ぶりの…


b0219697_23250721.jpg
 1982年9月、新宿花園神社で観た唐十郎作・演出「二都物語」
 当時は役者として出演していた金守珍が自ら率いる劇団新宿梁山泊の紫テントで
 再び花園神社で上演した。
 状況劇場の流れをくむ新宿梁山泊の公演は時々観ているけど、
 状況劇場当時の芝居の再演は何よりうれしい。
 昨年の「ジャガーの眼」も昔状況劇場で観たけど、
 当時唐十郎が演じた役を息子の大鶴義丹が初舞台で出演してこれがすごく良かった。
 滑舌は悪くないし声が良い。
 幼いころ紅テントで育ったという大鶴義丹。やっぱり蛙の子は蛙ってことか。
 今まで舞台をやらなかった事が不思議なくらいだった。
 そして今回の「二都物語」も再び大鶴義丹ご出演。
 今回の役は33年前坂元貞美が演じた役。
 大久保鷹の怪演も面白かった。
 でも、内容についてはこんなだったかな~ なんて記憶も曖昧になっていた。
 当時は、不破万作や佐野史郎、六平直政も出ていたのよね。
 33年前、赤い木馬のラストシーンに感動したことは今だに忘れないけど、
 今回もやっぱり回る木馬とあの音楽がいい。
 やっぱり唐さんの芝居はいいね。
 
 私が観に行った日には唐十郎さんが客席にいて、最後には舞台に上がっていた。
 拍手の嵐。
 来年は同じ場所で「新・二都物語」を上演するそうで。 行かねば!!
b0219697_00392473.jpg
                 テントの中に 玄界灘。


[PR]
by hisaesky | 2015-06-27 00:48 | 観劇日記

じゅんさん復活!

昨日は赤坂ACTシアターにて
劇団☆新感線プロデュース公演「港町純情オセロ」を観劇。
b0219697_2218098.jpg
去年の秋の公演の時
橋本じゅんさんが急病(ヘルニア)の為舞台が
休演になってしまい泣く泣く帰宅したっけ。
その後三宅弘城さんが代役を務めて公演は行われましたが
私は結局観ることができませんでした。

その橋本じゅんさんの待望の復帰公演です。
それもじゅんさん主演です。
シェークスピアの「オセロ」
それは妻を愛するあまり嫉妬に狂い愛妻を殺してしまう話です。

  昔昔、歌舞伎役者が演じる「オセロ」を観たことがあります。
  オセロは先代の尾上松緑(私が観た日は先代河原崎権十郎が代役だったけど)
  デズデモーナは坂東玉三郎
  イヤーゴが尾上辰之助(今の松緑のお父上)
  玉三郎のドレス姿を初めて観た舞台だったなぁ。


しかし!
劇団☆新感線の演出家いのうえひでのり氏の手にかかれば
シェークスピアもやくざの話になってしまうわけです。
ブラジル人と日本人のハーフのやくざの組長オセロ(橋本じゅん)が
入院している病院の院長の娘モナ(石原さとみ)と結婚。
そしてその組の次期若頭に汐見(伊礼彼方)になると知った伊東郷(田中哲司)が
組長を陥れるためモナが汐見と浮気をしているとでっち上げ
まんまとだまされたオセロがモナを殺してしまうという。
そこに原作にはない伊東郷の義弟の准(大東俊介)や
モナに横恋慕する三ノ宮(粟根まこと)や
やくざ達がからんで…
前半はじゅんさんのヘルニアに絡むセリフが出てきたり
じゅんさんのアドリブが冴えわたり
田中哲司が対応しきれず絶句して笑いを必死でこらえてたり
大笑いの連続でした。 
 041.gif  041.gif
じゅんさん復帰おめでとう~~
 038.gif  038.gif
しかし後半、大詰めに近づいてくると
さすがの役者達。
最後はまんまと泣かされてしまうのでした。
 007.gif
大東俊介クンは好きな俳優さんなのですが…下っ端のやくざでゲイの役。
しゃべり方が楽しんごみたいでした。
伊礼彼方さんはインテリやくざの役を生き生きと演じて
歌も聴かせてくれました。
田中哲司さんもドラマではクセのある役が多く
この芝居でも悪役の難しい役どころで
いや~な男を演じきっていましたが
時折セリフが聞き取れないのが気になりました。

9月の劇団☆新感線は久しぶりの「髑髏城の七人」の再演。
小栗旬、森山未来、早乙女太一を迎えての公演です。
期待大です。
[PR]
by hisaesky | 2011-05-14 22:45 | 観劇日記