カテゴリ:映画( 9 )

ついつい比較してしまう

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一週間前、川崎チネチッタにてシネマ歌舞伎「三人吉三」を観た。
2001年、故中村勘三郎さんがまだ勘九郎だった頃、コクーン歌舞伎で上演した「三人吉三」
昨年、その息子たちによって再演された。
舞台は観に行かなかったのが、映像化されたので。
2001年にシアターコクーンで観た「三人吉三」。
「月は朧に白魚の…」の名台詞で有名な芝居だが、通しで観ると何とも凄まじい話で。
勘三郎さん達の熱演と串田和美さんの斬新な演出に、驚きと感動が今でも忘れられない。
そして13年後、中村勘九郎、中村七之助、尾上松也の三人。
当時、十三、お登勢だった勘九郎、七之助が和尚吉三、お嬢吉三。
お坊吉三の松也さんも大健闘。(声がいいね)
勘九郎さんは、すでに40代半ばだった勘三郎さんと比較は出来ないのだけど、ついつい。

シネマ歌舞伎は舞台を撮影したものだけど、映像用に演出もされていて舞台とはまた別なものに見えて面白い。
見逃した舞台も観られるから、正に映像技術が進歩した現代ならではだわね。

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by hisaesky | 2015-07-19 15:55 | 映画

姉と一緒に…

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新しい歌舞伎座が開場するのを記念して、今まで上映していたシネマ歌舞伎を
東劇で再上映している。
歌舞伎の舞台をそのまま映像で観せてくれるシネマ歌舞伎。
生の臨場感はないけれど観逃した舞台を観られるのは嬉しい。
カテゴリを映画にしたけどホントは観劇って感じ。

たくさんの上映作品の中の「京鹿子娘二人道成寺」を昨日観て来た。
これは2006年に歌舞伎座で上演された舞踊。
一昨年亡くなった姉が当時チケットを取ってくれて喜び勇んで待ち合わせ場所で待っていたら
10分経っても姉が来ず、おかしいと思って電話をしたら「明日じゃない!」と言われ
一日間違えてメモしてたという痛恨のミス。翌日は仕事で…… 007.gif
すごく楽しみにしていた玉三郎さんと菊之助さんの二人道成寺だったのに
観ることが出来ないままだったのだ。

その「京鹿子娘二人道成寺」をスクリーンで観られた。
普通は一人で踊るところを二人で踊るというユニークなものでどちらが陰なのか不思議。
愛する故の怨みを可愛い女ごころと共に表現する。
玉三郎さんの道成寺は最高だと思うけど
若い菊之助さんが負けじと玉三郎さんについて行ってる、本当に素晴らしい舞台だ。  038.gif
体力的にもすごく大変な舞踊。
美しい衣装に次々替えて、引き抜きあり、小道具も色々あり、
所化のまいづくしも面白く。長唄連中の演奏も素晴らしく。
華やかな桜の背景も美しくて。
舞踊としてのお楽しみがいっぱい詰まっている道成寺が私は大好きだ。

7年前一緒に観るはずだった姉が隣りに座っているような
そんな気になってたら泣けてきちゃって。
一瞬も見逃さないように77分の舞台を堪能した。
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by hisaesky | 2013-03-20 23:56 | 映画

やっと観られた

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公開前から絶対に観るべし!!と思っていたのに
なかなか観に行く時間がとれなくて、やっと観られた~~~
待ちに待った映画版ミュージカル「レ・ミゼラブル」
TVのスポットでのファンテーヌの歌を聴くだけでウルウルしてしまうほど。
だから映画の冒頭から最後までずっと感動しっぱなし。

小学校の教科書にも載っていた「ああ無情」だが
パンを盗んで囚人となったが出てきて銀の燭台を盗むが司祭が赦す…
ここだけしか覚えていない。
友人曰くそこしか載ってなかったんじゃない?って。
こんなにも感動的な話だったなんて。

日本での舞台のレミゼは一度しか観ていないが
何故これほどは感動しなかったのだろう。
ストーリーを追うだけで精一杯だったのかしら。

この映画は実際の撮影の場面で声を出して歌っているそうだ。
今までのミュージカル映画では歌の部分は録音だったらしい。
だから観ている者の心にずんずんと響いてくるのだ。
俳優の気持ちが声になっているから。
まるで舞台を観ているような臨場感のようなものを感じた。
そして舞台では絶対に不可能な映像の力もすごい。
俳優達の見事な演技力と表現力もその一因だろう。
何が善で何が悪かジャベールが混乱する場面も胸打たれる。
ファンテーヌ演じるアン・ハサウェイの「夢やぶれて」にも
ヒュー・ジャックマン演じるジャン・バルジャンの「Bring me home」にも泣けてしまう。
普通にセリフだけだったらこんなにも感動はしない。
そこがミュージカルの凄いところなのだ。
ただ歌が上手いだけじゃだめだし
演技力があっても歌えなくちゃだめだし。
この映画の俳優達は皆完璧だ~~
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by hisaesky | 2013-02-06 22:56 | 映画

フランスの中のスペイン

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昨日は久々に逢う友人と映画を観ようということになったが
シネコンで上映されているような映画に特に観たいものはなくて
ちょっと気になってた映画にした。
渋谷ル・シネマ「屋根裏部屋のマリアたち」

1960年代のフランスの富裕層がスペイン人のメイドを雇っている。
スペインはフランコ政権下。
いろいろ事情のある女性たちが国を離れて
フランスに働きに来ている。
アパルトマンの各家庭に雇われているメイドたちは
皆6階に住んでいる。
トイレは共同。その上詰まってる。

そしてメイドが働く家庭。
投資会社を経営している主人が
始めのうちは気難しいのかと思いきや
新たに雇い入れた若いスペイン人のメイドに興味をもち始め
その他のメイドのおばちゃん達の輪の中にも入って
逆に色々世話をやいてあげる。
そのうち妻との関係も悪くなって…
とにかくスペイン人の女性達の明るいこと。
公園で井戸端会議する場面も楽しい。
フランス映画なのに音楽はスパニッシュだし。
後半、あれッ?って理解不能の場面もあったけど
嫌な人が全然出てこない
なかなか楽しい映画でした。 038.gif
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by hisaesky | 2012-08-17 17:58 | 映画

めちゃ面白かった!!!

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今日は授業がないという次男SYUとみなとみらいで映画を観る。
大好きなシリーズの「メン・イン・ブラック」の第3弾。
「メン・イン・ブラック3」
まさか3が出来るなんて思わなかったからすっごく楽しみだった。
期待通り。
トミー・リー・ジョーンズが結構な年齢になってしまったので、
Kが40年前の29才(ジョシュ・ブローリン)になって活躍するっていう設定。
アクションはそちらとタイムスリップして過去に行くJ(ウィル・スミス)におまかせ。
トミー・リー・ジョーンズは最初と最後しか登場しないのは残念だけど。
笑いあり、超スピード感のあるアクションあり。
今回の悪役宇宙人はかなりのキャラクターだし。
そして、最後のオチにはちょっと感動。
色々な伏線もたくさんあって、ホント良く出来てる。
1969年、月へ行くアポロ11号が出てきて懐かしい。
当時のことを鮮明に覚えてるってことは私がそれだけ年を取っているってこと。
宇宙のいろんな星からいろんな宇宙人が地球にいるっていう設定は
すごく面白くて大好き。
超有名人が実は宇宙人って設定になってるのも面白いし。
宇宙には生命体がいる星がきっと数多くあるのだと思う。
映画に出てくる5次元で生きているその宇宙人もきっと本当にいると思うし。
ただ、宇宙人が地球を征服しようとしてるって設定が相変わらず。
地球はまだまだ宇宙の中ではレベルがうんと低いらしい。
地球人が一番優れているって思ってるから、宇宙人が欲しがってるっていうことになるのかなぁ。
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by hisaesky | 2012-05-30 21:32 | 映画

最高のフラメンコ

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昨日、渋谷Bunkamuraル・シネマにて
映画「フラメンコ・フラメンコ」を観て来た。
映画だけど物語ではなく
21幕のフラメンコの舞台を映像で観るって感じ。
最高のアーティストによるカンテもバイレもギターも
それはそれは素晴らしい。
様々な絵画をバックにした映像もキレイ。

ヒターノの魂の叫びから生まれたフラメンコだが
現在ではかなり洗練されている。
サラ・バラスのバイレなんかめちゃくちゃ美しい。
芸術作品だ~
しかし!何と言ってもカンテがいい。
フラメンコの歌は同じ曲でも歌詞がその時その時で違うし。
振り絞るような歌声は心に響く。
あ~スペイン語が解ればもっと楽しめるんだろうなぁ。
映画だから字幕が出るから助かるけど。

この映画、男性のバイレも凄いし
女性達の群舞も素晴らしいけど
やっぱり最後の大勢でパルマ(手拍子)をしながら
一人ずつ出て来て踊るシーンが一番いいな。
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by hisaesky | 2012-02-23 23:28 | 映画

演技派ウォンビン

友人Hさんから「『アジョシ』観に行かない?」とのお誘いのメールに
「行きた~い!」と即答。
そして初日の今日観に行って来た。
ウォンビン主演の韓国映画「アジョシ」
「母なる証明」ですっかり演技派になったウォンビンが今度はハードなアクション。
脚本と監督のイ・ジョンボムもこれが2作目というからさすが韓国。
次々と精鋭が出てくる。
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身を隠すようにひっそりと質屋を営む男テシク(ウォンビン)。
その隣に住む麻薬中毒の若い母親と近所でも学校でも問題児扱いされている少女ソミ(キム・セロン)。
ソミは何かにつけテシクの部屋にやってくる。孤独な者同士。
テシクもソミを受け入れ食事を与えたりもしている。
ソミの母親が情夫とやくざの覚醒剤を横取りしたことから、母とソミが拉致され
テシクも巻き込まれていく。
無残な遺体で発見される母親。ソミはどこへ。
テシクは拳銃を見ても動揺せず身のこなしもタダ者ではない感じ。
次第に明らかになるテシクの前歴。
守るものを失っている男が再び少女を守るために命をかけて戦う。
ウォンビンの目の力がすごい。
鍛えた身体も素晴らしい。066.gif
役者魂を見せつけられた!!
だけど… 034.gif
直視できないほどショッキングな暴力シーンがあまりに多くて
ソミとテシクの心の通じあう感動的なシーンが短かかったのが残念。
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by hisaesky | 2011-09-17 22:01 | 映画

仇も恨みも…

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原田芳雄の遺作の映画となった
「大鹿村騒動記」(監督/阪本順治)
を観て来た。

原田芳雄
大楠道代
石橋蓮司
岸部一徳
三国連太郎
佐藤浩市
小野武彦
小倉一郎
でんでん
加藤虎之介
松たか子
瑛太
冨浦智嗣  
という豪華キャスト。

幼馴染と妻が駆け落ちして18年ぶりに2人が村に帰って来るところから始まり
実際に300年も続く信州の大鹿村の歌舞伎を織り交ぜて話が展開する。
あらすじは面倒なので書かないが
オジサン俳優たちがすごくイイ。
妻の貴子(大楠道代)に逃げられた善ちゃん(原田芳雄)と、
幼馴染の妻と逃げた治ちゃん(岸部一徳)の掛け合いも
深刻なのに笑えてしまう。
「仇も恨みもこれまでこれまで…」という歌舞伎の大詰めのセリフが
善ちゃんの気持ちと被る。
セリフも場面も無駄がなく、あっという間の90分。

エンディングに清志郎の歌声が…
  060.gif 風の中に聞こえる 君の声が聞こえる

忌野清志郎の 「太陽の当たる場所」 が流れる。
  060.gif この運命に甘いキスを送ろう

涙出ちゃった。

原田芳雄さんも清志郎と同じところに行ってしまったんだね。
素敵な作品をありがとう。
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by hisaesky | 2011-07-26 17:07 | 映画
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去年の4月に赤坂ACTシアターで観た劇団☆新感線の「薔薇とサムライ」の舞台を
そのまま映画として上映するゲキシネ。
今日は劇場に一緒に行った友人と、
まだ劇団☆新感線の舞台を観たことがない友人2人と4人で映画館へ。

ゆりちゃん(天海祐希)の為の作品と言ってもいいくらい。
男まさりの女海賊役がぴったり。
姉御カッコイイ!!!
映像だから、客席からは見えなかったゆりちゃんのアップが美しい。
歌が宝塚の時より上手くなったし。
他の共演者達も最高なんだぁ!!!
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あの感動を!じゃなくて
あの面白さを再びだ!
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by hisaesky | 2011-07-07 22:28 | 映画