優れたドラマで脚本と演技を堪能する

ドラマが始まった頃
設定を読んで、重くて辛い話だと思ったけど
キャストを見て、これは観ねばと…

フジTV 「それでも、生きていく」 (木曜夜10時)

幼女殺しから15年後の被害者の家族と加害者の家族。
中心は被害者の兄(瑛太)と加害者の妹(満島ひかり)← 朝ドラの育子さんとは大違い。
被害者の両親は大竹しのぶと柄本明(この父はすぐに病死)
加害者は風間俊介。その両親は時任三郎と風吹ジュン。

犯人を恨むことと、自分を責めることで生きて来た被害者の家族。
世間の非難を浴び続け、隠れるように生きて来た加害者の家族。
出所して孤独の中にいる加害者。
心深く傷ついている被害者の兄(瑛太)と加害者の妹(満島ひかり)は
互いに魅かれあっていく。
そこに希望はあるか…。

心理描写が緻密で、それを俳優達が渾身の演技で表現している。
瑛太と満島ひかりも良いが、
大竹しのぶの気迫ある演技が際立っている。
もちろん、ずっと以前から大竹しのぶの演技力のすごさはわかっているが…
それは脚本(坂元裕二)が素晴らしいからでもある。
優れた脚本だから演技のし甲斐もあるのだろう。
娘を殺した加害者と対峙した時の演技はすさまじいものだった。

楽しいドラマではない。
でも、観る価値のあるドラマだ。

かつて「北の国から」を放送したフジテレビだ。
「北の国から」も連続ドラマで始まった時は低視聴率だったと思う。
私は最初から観ていたが。
人間のずるさ、愚かしさ、暖かさ、優しさがつまった名作だった。
これからもこんなドラマを作って欲しい。

高い視聴率=優れたドラマではないから。
それは朝の連続ドラマが物語ってる。
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by hisaesky | 2011-09-01 23:17 | TV

とうとう60代


by hisaesky