エンケン 友部くん 昇太さん

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昨夜、遠藤賢司と友部正人に落語家の春風亭昇太という
変わった組み合わせのライブに行って来た。
場所は渋谷のセルリアンタワーの裏にいつの間にか出来た
渋谷区の文化総合センター大和田という立派な施設の中の伝承ホール。

まず友部正人さんが登場。
着実に新譜を出していて、私も数年前に発売されたCDを買ってるけど
生の友部さんは何年ぶりだろうか。たぶん30年ぶり位。
懐かしい「一本道」「反復」を含めた7曲を。
相変わらずMCもあまりなく…
(昔、友部さんとあがた森魚さんの2人がライブをやった時、お互い黙ってしまうからMCが全然進まなくて笑っちゃったことがある。)
一曲目の歌詞の中に
 "御徒町のプラットホームで一番電車を待ってる"
なんていうフレーズがあって、ちょっとびっくりしたり。
結婚して、子供が生まれて、孫もいるみたいで
ニューヨークにアパートを借りてセントラルパークを奥さんと走って
NYマラソンに出たり、コンサートや美術展に行ったりして
なかなかに優雅な生活をしてるらしい。

  初めて友部さんの歌を聴いたのは1972年。私、高校3年生の時。
  あこがれの吉祥寺のぐゎらん堂で発売されたばかりの
  デビューアルバム「大阪へやって来た」が流れてた。
  翌日すぐにレコードを買いに行った。
  すごい衝撃だった。
  その後発売されたレコードや詩集はずいぶん買ったし
  コンサートやライブにもたくさん行った。
  ただ、共感してくれる友達が誰もいなかったからいつも一人で行ってたなぁ。
  一番好きなアルバムは「誰も僕の絵を描けないだろう」
  当時まだ芸大の学生だった坂本龍一がピアノで参加している。


友部さんはそれからずうっと歌い続けている。
3月11日の事を題材にした歌もあって、感性はまったく衰えることがない。
(3/11はNYにいたらしいけど)
今までもこれからもずっと詩人なのだ。

次に春風亭昇太さんの高座。
一度聴いてみたかった昇太さんの新作落語。
噺のマクラにTVじゃ絶対言わないようなことも言っちゃうし。
さすがに面白かったなぁ。
やっぱり落語も生じゃないとね。
その時の客席の雰囲気なんかでマクラも変わるんだろうし。

次はエンケンこと遠藤賢司。
特に好きなわけじゃないけど
デビュー当時から何故か時々ライブで聴く機会があるんだ。
昨日はいきなり「夜汽車」 イヤー懐かし~
「カレーライス」「満足できるかな」と続いて。
知ってる昔の楽曲が次々と。しかしそこはエンケンワールド。
このライブのタイトルに「FOLK&落語」とあるけどエンケンさんはFOLKじゃないし。
ご自分でもハードロックと言ってるし。
アコースティックギターでもエンケンさんはロックだよね。
MCも相変わらず。ポリシーは20代から変わってない。

私の席は後ろの方だったからよく見えなかったけど
友部さんもエンケンさんも見た目はジイサンになってたんだろうなぁ。
でも遠くから観ていると30年前と全然変わらない声だし
伝わってくるパワーもそのままだった。

最後は3人で登場。
なんとエンケンさんの懐かしい「寝図美よこれが太平洋だ」を。
エンケンさんと昇太さんがウクレレを持って。
昇太さんも中学1年の頃お年玉でモーリスギターを買って
初めに弾き語りしたのは「赤色エレジー」だと。
その世代だったのね~
中学1年の「赤色エレジー」って… ウケてたわ~。
3人の「寝図美よこれが太平洋だ」は予想どおりグズグズで。

夏風邪が抜けきらず体調もイマイチで直前まで行くのを迷ったけど無理して行って良かった。
楽しいライブだった。
このライブはVOL.1となっていたから、VOL.2もあるのかしら。
次はどんな組み合わせかちょっと楽しみ。
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by hisaesky | 2011-07-22 17:03 | 好きな音楽

とうとう60代


by hisaesky