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現在21才の長男が小学生の時に使っていたランドセル。
ずっとカバーをしていた上に変に几帳面だったので異常に綺麗な状態。
このまま捨ててしまうのはあまりにももったいないと思っていた。
数年前中古のランドセルをアフガニスタンに送る活動をしている団体があると知り
いつか我が家のランドセルを役にたてたいと思っていた。
ネットで調べてみたらちょうど今月中旬まで受付けているとのこと。
ランドセルの中に未使用の鉛筆やノートも入れて、締め切りギリギリで手続きをして送った。
アフガニスタンでは黒は女の子に赤いランドセルは男の子に人気があるんだそうだ。
どんな子がこのランドセルを背負ってくれるんだろう。
# by hisaesky | 2012-05-16 17:24 | 日記 | Trackback | Comments(2)
新しい風景
先月東京国立博物館に行った時には
博物館前の噴水広場はまだ工事中だったけど
昨日行ったらもうすっかり出来上がっていて。
かつての大きな噴水は小さく姿を変えて
その分広場がめちゃくちゃ広くなって
何と何と!
スタバが出来ていたぁ~~

科学博物館前の木立の中にたくさんあった
ブルーシートのテントにいた人たちは
いったいどこに行ってしまったんだろう。
# by hisaesky | 2012-05-16 00:28 | 日記 | Trackback | Comments(0)
インカ帝国展へ
雨の中、国立科学博物館で開催中の「インカ帝国展」へ。
インカ帝国は文字を持たなかったという。
ゆえに詳しいことは謎のままだったらしい。
それに、スペインに支配され黄金は奪い取られインカは植民地になった。
最新の研究でいろいろ解明されたインカ。
そしてマチュピチュが発見されて100年とのこと。
ほとんど知らなかった私には、インカはなかなかに興味深いものだった。
このインカ展での目玉は3Dスカイビューシアター。
太陽を崇拝したというインカの空中都市を
まさに自分が鳥になってマチュピチュを空から眺めているかのよう。
特に目を奪われたのは、満天の星のもとのマチュピチュ。
その美しさと言ったら…。
そんなマチュピチュを実際に見てみたいものだ。
高地の段々畑にとうもろこしや芋を作っていたインカの人々の暮らしに思いを馳せて…

博物館内のレストランでランチの後
地球館に「シアター360」というのを発見。
社会見学の小学生の後について入ってみることにした。
これがまた面白かった。
今月のプログラムは
「マントルと地球の変動ー驚異の地球内部」と
「宇宙137億年の旅ーすべては星から生まれた」のふたつ。
球体の中に入ると、その内側がスクリーンとなって
地球の中の映像が迫ってくる。
宇宙の映像も面白くて。
地球がなんてちっぽけな物か。

前回科学博物館に来たのは10数年前。
2人の息子を連れて来たのに恐竜にも動物にも興味を示さなかったっけ。
ここは子供が多いけど大人も充分楽しめる。
どんどん新しくなっていて常設展だけでも見応えがある。
また是非来たいもんだ。

ミュージアムショップで買ったお土産は日食メガネ。
21日に果たして金環日食は観られるかな~
# by hisaesky | 2012-05-15 23:57 | 日記 | Trackback | Comments(0)
祭り!!!
実家の氏神様の下谷神社の大祭が昨日と今日行われた。
昨年は震災があって自粛ってことで、お神輿は出なかったので
2年ぶりの神輿。
それも今年は本祭りだから下谷神社の神輿が氏子中に廻される。
お祭りの時は毎回日曜日にしか行かなかったけど
今年は前の日の夜から。
提灯に灯をともした各町内神輿が練り歩く。
なかなか風情があって良い。

夜の部は終了。またあした~

2日目の今日は昨日みたいな風もなくとっても良い天気。
毎回、弟が入っている神輿の会の仲間達が実家に集まる。
昨年亡くなった姉の長男ファミリーと次男もメンバーだ。

鳥越神社の千貫御輿は有名だけど、下谷の御輿の大きさもなかなか。
いつもは静かな下町の横町が半纏を来た人たちであふれかえる。
担ぎ手も2年ぶりのエネルギーを一気に発散していた。

隣の町内会のお御輿。
公園の中にある小さな八幡様も今日は晴れやか。
こうしてお祭りがあって
人がたくさん集まって
お神輿が出て。
有り難いこと。
# by hisaesky | 2012-05-13 23:36 | 日記 | Trackback | Comments(0)
ラブストーリーの王道
のんびり過ごしていたGW最終日は赤坂ACTシアターで
「ロミオ&ジュリエット」を観劇。
ロミオは佐藤健。
ジュリエットは石原さとみ。
他にはキムラ緑子、賀来兼人、尾上寛之、長谷川初範、石野眞子、橋本さとし など。

50代にもなると最近の若者のラブストーリーにはまったく興味ない。
大人向けの恋愛ものの映画は少しは観るけど…
本当は「ロミオとジュリエット」もだいたいのストーリーを知ってるから
あえて芝居を観たいとは思っていなかった。
でも去年ミュージカル版の「ロミオとジュリエット」を宝塚とACTシアターで2回観て
何だか感動しちゃって。
そしたら佐藤健クンが初舞台でロミオを演じるというので
これは行かなくちゃ!って。

今回はストレートプレイだから
シェイクスピアの美しいせりふはそのままに。
演出はイギリスの若手演出家のジョナサン・マンビィという人。
初舞台に挑む佐藤健クンはロンドンでワークショップに参加して来たそう。
さて、その成果は?
飾られた言葉の数々は現代の日本にはなじまないが
健クン、しゃべりなれてないだろうセリフもこなしてる感じで大健闘。
あの目もいいよね。
インタビューでは「セリフに感情をのせるのが大変」と言っていたけど。
「どうやってここへ?」とたずねられて
「愛に導かれて」なんて。
美しい愛の表現の言葉があふれてる。
こんなセリフは演劇ならではだ。
佐藤健クン、もっともっと良い俳優になればいいな~

400年以上たっても私達を感動させるなんて。
名作はやっぱり素晴らしい。
いつか戯曲を読んでみよう。
# by hisaesky | 2012-05-06 23:29 | 観劇日記 | Trackback | Comments(0)
やっぱりスゴイ。
珍しく長男TATSUにぃが芝居を観たいというのでチケットをとった
ナイロン100℃「百年の秘密」
下北沢の本多劇場に観に行った。
本当は今回はパスしようと思ってたのだけど…
でもでも!!
観に行って大正解だった。

大きな楡の木のあるベイカー家の屋敷に住む少女ティルダ(犬山イヌコ)と
転校してきたコナ(峯村リエ)の2人の出会いから死までを
時が行ったり来たりしながら
2人の友情と家族や夫婦の葛藤が描かれる。
人の心の奥に潜んでいること。
楡の木だけが知っている秘密とは…
作・演出のケラリーノ・サンドロヴィッチはやっぱりスゴイ。
時が飛ぶので集中していないとわかりにくいが
その分役者にもセリフを聴くことにも集中できるし、感情移入出来る。
ナイロン100℃の看板女優の2人犬山イヌコと峯村リエが
10代、20代、30代、40代、70代 を演じる。
ひ孫として登場する4才の2人には笑えるが次第に笑えなくなるほどの2人の存在感。
2人の関係に最後には感動的して涙が出てしまった。
その他の出演者
大倉孝二、みのすけ、村岡希美、山西惇、松永玲子、萩原聖人、
近藤フク、田島ゆみか、廣川三憲、長田奈麻、藤田秀世 他
俳優達の演技も素晴らしくて
すご~く見応えのある3時間半だった。
  
# by hisaesky | 2012-04-30 20:40 | 観劇日記 | Trackback | Comments(0)
ピンクのじゅうたん

勤務先近くの八重桜の並木道。

花びらが散ってピンクのじゅうたんのよう。
# by hisaesky | 2012-04-28 09:16 | 日記 | Trackback | Comments(0)
雨の中のお花見
去年の春、新宿御苑に桜を見に行った時
染井吉野はもちろん美しかったけど
八重桜の美しいことと、種類の多いことを知って
来年は八重桜を見に行こうと友人と決めていた。

ずいぶん前から予定していた今日。
よりにもよって雨。
雨女は誰だ~と言いながら
おばちゃん4人連れで新宿駅から御苑に向かう。

午前中は降ったりやんだりっていう天気予報だったのに
結局ずうっと小雨が降っていた。 
だけどだけど~~ 
お目当ての八重桜さんたちは満開で私たちを迎えてくれました。

このお天気だから人はあまりいないし。
晴れてたらこんな景色は見られないだろうから良いんじゃない?


薄いピンクの花と薄緑の葉のコントラストが可憐なイチヨウ。

イチヨウよりも色が濃くて華やかな「関山」(カンザン)

初めて見た黄緑色の桜「御衣黄」(ギョイコウ)

白い「鬱金」なんて名の桜も。ウコンと読むそうです。あのウコン?

これも初めて。
「市原虎の尾」真っ黒い枝からこんな美しい花が咲く。

ツツジも少し咲き始めていた。

もうひとつ発見。「琴平」という桜。

そしてこれも知らなかった木。ハンカチノキ。
1998年に植樹したそうで、花びらがハンカチのようなのでこの名になったそうで。
大きな白い花びらがひらひら揺れて愛らしい花でした

御苑は染井吉野の大木がたくさんあるから染井吉野が満開の時は見る価値ある。
でもこんなに美しくて可憐な八重桜も見る価値あり。
だから、春は二度お花見に来た方が良いかもね~
# by hisaesky | 2012-04-23 19:48 | 日記 | Trackback | Comments(0)
日本美術とお花見と
しばらく更新をさぼっていたもんだから
友人に更新しなよ~って言われてしまったぁ。
そうだよね~
日本青年館に宝塚のちえちゃんのコンサートに行ったり
映画「僕達急行」を観に行ったりしてるけど
感想を書くのもちょっとめんどうになっちゃって…

でも今日はとても良いお天気で友人達と上野にお出かけして来たので
久々に更新しまっせ~

上野駅の公園口で待ち合わせをしたら、まぁ~すごい人で。
学校によってはまだ新学期が始まらないのか家族連れも多い。
目的もお花見なのか動物園なのか博物館なのか…

私達はまず東京国立博物館へ

「ボストン美術館~日本美術の至宝」
ボストン美術館所蔵の日本画、絵巻物、仏像、刀剣、などなど
素晴らしい美術品の数々を堪能した。
この東博は春と秋に裏の庭園を公開している。
前に来た時は殆ど桜が終わっていたけど
今回はちょっと来るのが早すぎた。
今年は開花が遅いから仕方がない。


それでもそこそこ咲いていて楽しませてくれた。

東博を出て東京都美術館の前を通って(今噴水のあたりが工事中)
動物園の入口の前を通って
上野公園のお花見のメインストリートへ。
いつものことながら両側がブルーシートに埋め尽くされてる。
桜も結構咲いていて綺麗なんだけどね。
あのブルーシートががっかりなのよね~

左に逸れて清水堂へ。
ここのしだれ桜はまだ咲いていなくて残念。
お参りだけして西郷さんの方へ。
西郷さんの前も工事中。
そろそろお腹も空いてきたので昼食にする。
最近の博物館帰りのランチはだいたいバンブーガーデンの韓国料理の「土古里」
今日はレディースランチ。

焼肉が少しと石焼ビビンパ、ユッケジャンスープ、サラダ、韓国風冷や奴、キムチなど。
これにデザートとドリンク付。
色々食べられてどれも美味しくて1780円はお得だわ~

お腹も満たされたので今度は池の端方面へ。
2人が旧岩崎邸に行ったことがないと言うのでそれならと。
ちょうどボランティアガイドの方の説明も聞けて。
和館が工事中で見学出来ず、残念!
最後は松坂屋1Fのカフェ「HARBS」で一休み。
今日は文化的な一日だったね~と友人達。
私はアイスロイヤルミルクティー。牛乳で出来た氷でした。美味し~。
# by hisaesky | 2012-04-05 23:15 | 日記 | Trackback | Comments(2)
近頃のお気に入り
20代の頃から落語を聴くようになって
特に枝雀さんや小朝さんが好きだった。
亡き文楽師匠や志ん生師匠はレコードなんかで聴いたりして。
でも結婚してからは寄席にもとんと行かなくなって
若手の噺家の名前もほんの数人しか知らないし。
その中で春風亭昇太さんは昔から気になっていた。
今ではもうベテランの噺家だけど。
新作落語が若い人にウケてるって噂もだいぶ前に聞いていたし。
一度聴きに行きたいと思っていたら
一昨年だったかライブで聴く機会があって期待通り面白くて。
「笑点」をはじめ、NHKの番組のMCやドラマにと大活躍だが
やっぱり落語が聴きたい。(「笑点」は落語の番組じゃないし)
CDでもいくつか噺を聴いたけど生じゃないとね。

そして昨夜
横浜の関内ホールでの「春風亭昇太独演会」に行って来た。
まず昇太さんが洋服のままでオープニングトーク。
そして立川生志さんを紹介。
独演会だから、てっきり春風亭一門の人か弟子でも出るのかと思ったら
昇太さんが好きな噺家さんだそうで。
談志師匠のエピソードなどをマクラに「元犬」
昔聴いたことのある噺で懐かしい。
可愛い噺だ。
そしていよいよ昇太さん登場。
「そば清」から生着替え(いつもやってんだぁ)に続き
新作落語の「リストラの宴」
仲入りをはさんで「崇徳院」
3題のうち古典が2題というのも意外だった。
しかし話術はさすが。
力を抜くところは何だか枝雀さんに似てる気もしたけど。
いっぱい笑って来た。 
# by hisaesky | 2012-03-23 23:44 | 日記 | Trackback | Comments(0)
アナログからデジタルへ
近所のパソコンショップにA4用紙を買いに行ったついでに
REGZAのタブレットいいな~なんて思いながら
店内をブラブラしていたら
レコードプレーヤーを発見。
それはUSBでパソコンに取り込むためのプレーヤーだった。
もちろん聴くだけもOKだけどスピーカーは内蔵。
音の質は追及してない。
カセットテープもOK。
そして値段も8000円弱というお手頃価格。
これがあればレコードでしか聴けなかったものを
パソコンに入れてディスクに保存することも出来る!!
昔カセットテープに入れた音楽もディスクに入れられる!!
ってことで衝動買い。

早速数枚のレコードをPCに入れた。
曲と曲の間の区切りを手動でしなくちゃいけないのは面倒だけど
30年ぶりくらいに聴くレコードもあって
懐かしさに浸りながらせっせと作業している。

デジタルにしてしまえばもうレコードは処分するか…
それはそれで悩むところだ。
でも、思い切らないといけないね。
# by hisaesky | 2012-03-15 00:43 | 日記 | Trackback | Comments(0)
よりにもよって


今日は友人二人とディズニーシーに来てる。
よりにもよって朝からずっと雪が降っていて、めちゃくちゃ寒い。
外のアトラクションも軒並み中止。
当たり前だ〜
でもさすがにこんな天気だから空いてる。
今夜はオフィシャルホテルに泊まって明日はディズニーランドだぁ!
# by hisaesky | 2012-02-29 18:45 | 日記 | Trackback | Comments(0)
最高のフラメンコ
昨日、渋谷Bunkamuraル・シネマにて
映画「フラメンコ・フラメンコ」を観て来た。
映画だけど物語ではなく
21幕のフラメンコの舞台を映像で観るって感じ。
最高のアーティストによるカンテもバイレもギターも
それはそれは素晴らしい。
様々な絵画をバックにした映像もキレイ。

ヒターノの魂の叫びから生まれたフラメンコだが
現在ではかなり洗練されている。
サラ・バラスのバイレなんかめちゃくちゃ美しい。
芸術作品だ~
しかし!何と言ってもカンテがいい。
フラメンコの歌は同じ曲でも歌詞がその時その時で違うし。
振り絞るような歌声は心に響く。
あ~スペイン語が解ればもっと楽しめるんだろうなぁ。
映画だから字幕が出るから助かるけど。

この映画、男性のバイレも凄いし
女性達の群舞も素晴らしいけど
やっぱり最後の大勢でパルマ(手拍子)をしながら
一人ずつ出て来て踊るシーンが一番いいな。
# by hisaesky | 2012-02-23 23:28 | 映画 | Trackback | Comments(0)
瀬をはやみ~
賛否両論のある今年のNHK大河ドラマ「平清盛」だけど
私は毎週面白く観ている。
源氏側から見た平氏を描いたものしか観たことがなかったから
平氏中心の話は興味深い。
数年前の大河「源義経」では平清盛はすごい悪役だったし。
松山ケンイチが演じる平清盛がこれからどんな風になっていくか
とても楽しみだ。

そして一昨日の放送ではARATA扮するところの崇徳帝が作った歌を
後の西行(藤木直人)が読む場面があった。
 「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末に 逢わんとぞ思う」
あの「ちりとてちん」では落語のネタとして何度も出て来た歌。
ちりとてファンにとっては忘れることの出来ない歌。
「ちりとてちん」の脚本の藤本有紀さんが
「平清盛」の脚本を手掛けているのは知っていたので
(だからこそ観ているのだけど)
あえてこの場面を出したかぁ~~って
ちょっと嬉しくなりました。  
# by hisaesky | 2012-02-21 00:34 | TV | Trackback | Comments(0)
待ってました!! 31年ぶりの再演
昨日はシアターコクーンにて観劇
唐十郎・作  蜷川幸雄・演出「下谷万年町物語」

初演は1981年西武劇場(今のPARCO劇場)。
浅草の瓢箪池を模した水が舞台の前面にあり
役者が池の中から登場する、飛び込む、池で暴れる。
舞台の奥にはに万年町の長屋。
その上で中で前で大勢のオカマが歌う。踊る。
その怪しいエネルギーと猥雑な舞台に圧倒された。
キティ・瓢田を演じた李礼仙も魅力的だった。
その前年から唐さん主宰の状況劇場にハマって紅テントに観に行っていた私は
この舞台もわくわくしながら観ていたのだった。

戦後上野駅近くの万年町という町の長屋に男娼が多く住んでいて
夜になると上野の山に商売に出掛けたという。
私の実家も昔、この万年町と昭和通りを挟んだ上車坂という町に住んでいた。
私は1才くらいで御徒町に引っ越してしまったので記憶はないのだが。
母の話では、当時西郷さんの銅像あたりに夜になると男娼がよく立っていて
母が興味森々で見ようとすると
父に「見るな!! 目を合わせるな!!」って言われたそうだ。

その町で幼少期を過ごした唐十郎少年は
オカマヤサンの長屋からタンゴが流れてくるのを聞いたらしい。
その強烈な幼児体験がこの怪しげで悲しげな物語を作ったのだろうか。
そして昭和23年、
上野公園に視察に行った警視総監が帽子を男娼に盗られるという事件があったという。
その事件がこの物語のベースにあり
権力の象徴としてその帽子があっちへ行きこっちへ行き。

その芝居が31年後、再び渋谷に戻って来た。
その新たな「下谷万年町物語」は
キティ・瓢田に宮沢りえ
洋一に藤原竜也
文ちゃんに西島隆弘。
お春さん役は何と初演と同じ大門伍朗。
お春さんのライバルお市さんは六平直政。
白井には金守珍。
唐さんの芝居に金守珍と六平直政が出てるのがなにより嬉しい。
宮沢りえのキティさんは大熱演。
洋一が池の中から白い衣装のキティを抱えて出てくる場面が美しい。
そしてやはりラストシーンに感動してしまう。
20代の時に観たのと、50代になって観たのとでは
すこし感じ方が変わってる。当たり前でしょうけど。
初めて観た時はダーウィンの進化論の話がすごく印象的だったけど
今回は、え?こんな感じだったっけ?って。
記憶はそうとう曖昧。

唐さんの芝居に登場するヒロインは誰かを探していたり、待っていたり。
孤独でさみしくて悲しい人が多い気がする。
一緒に行った友人ふたりは初めての唐十郎の芝居に
かなり戸惑っていたみたい。
言葉が唐突だしあちこち飛ぶし
セリフを理解しようとするとわけがわからなくなるし。
でも、それが唐十郎の世界で、私はそれがたまらなく好きなのだ。

ついでに31年前のチラシとチケットも。
 
# by hisaesky | 2012-02-09 22:55 | 観劇日記 | Trackback | Comments(0)
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